2025年にプロデビューを飾った鹿児島県鹿屋市出身のプロボクサー・荒竹一真選手が約半年ぶりに帰郷した。プロ1年目は1勝1敗。慣れ親しんだジムでプロ2年目の飛躍を誓った。
輝かしいアマチュア実績からプロ入り
鹿屋市新川町にあるボクシングジム「wild.bスポーツ」。ここで汗を流しているのは鹿屋市出身のプロボクサー荒竹一真選手。鹿屋工業高校時代には全国高校総体や国体で5冠を達成。駒澤大学へ進学後もかごしま国体や全日本選手権などで優勝し、日本代表として世界大会でも結果を残した実績を持つ選手だ。
現在は憧れのプロボクサー井上尚弥選手と同じジムに所属し、2025年3月、満を持してプロ転向を表明。47.62キロ以下のミニマム級で5月にデビューを果たすと、10月には2戦目を戦った。
プロの厳しさを感じた一年 ファンの声が原動力に
プロ1年目を振り返った荒竹選手は「本当にいろんな経験をした一年だった。(1勝1敗で)プロの厳しさも感じ、改めてこの世界で戦っていくという覚悟もさらに強く持った」と語る。
プロでの敗戦を経験した荒竹選手は「自分のプライドがすごく傷ついたし、プロボクシングに向いてないのかなと考えた」と心中を明かしました。しかし、そんな時に支えになったのがファンの声でした。「『ずっと応援してるよ』と、たくさん言ってもらえて、みんなのために頑張らないといけないという気持ちが沸いてきた」と、ファンの声が大きな原動力となっている。
父との絆が支える選手人生
半年ぶりの帰省。実は荒竹選手が汗を流すジムの会長は父・俊也さんが務めている。慣れ親しんだジムでフィジカルトレーニング励む荒竹選手。「動くときちゃんと足を動かして。そうそう、しっかり回して」と父から熱心な指導を受けていた。
父について尋ねると「ボクシングを始めた時から教えてもらっていて、一番自分のことを理解してくれている。これから絶対にベルトを見せてあげたい」と語った。父・俊也さんも「(2026年は)日本やアジアランカーに入って、タイトル挑戦までできる位置につければいい」と息子の活躍に期待を寄せている。
地元からの温かい応援
練習中には荒竹選手の帰省を聞きつけた地元のファンから激励の品も届いた。故郷鹿屋の特産品、カンパチの差し入れを手に「これだけあるので、刺し身としゃぶしゃぶと、焼きですかね。うれしいです」と笑顔を見せる荒竹選手。地元の人々からの支援が彼の大きな力になっていることがうかがえる。
鹿児島初の世界チャンピオンを目指して
プロである以上、勝ち方にもこだわらないといけないと話す荒竹選手。プロ2年目では「ファンの支え」を力にさらなる活躍を誓う。
「一歩一歩頑張って鹿児島県男子初の世界チャンピオンを目指すので、これからも楽しみにしていただけたら」と力強く抱負を述べた荒竹選手。地元鹿屋の期待を背負い、2026年の飛躍に向けて新たな一歩を踏み出した。
(動画で見る:プロボクサー荒竹一真選手 地元鹿屋市でプロ2年目の飛躍を誓う!)
