Jリーグの秋春制移行を前に特別大会「百年構想リーグ」が開幕する。2月8日の初戦を前に準備を進めるJ3・鹿児島ユナイテッドFCが練習を公開した。
新体制で臨む新たな挑戦
昨シーズンまでJ1岡山でコーチを務めていた村主博正新監督をはじめ、同じく岡山から加入した嵯峨理久選手、2シーズンぶりに復帰し副キャプテンに就任した有田稜選手など、新たな顔ぶれが揃ったユナイテッド。この3人は、現在J2のいわきが2022年シーズンにJ3を制覇した時の優勝メンバーでもある。
村主監督は「変な期待はしていない。彼らが今持っているものを100%出す、それだけ。今いる選手たちの最大値を出させるというのが我々の仕事なので、そこに向けてサポートしていくだけ」と語り、全ての選手が横一線で競争し、レギュラーを勝ち取る立場であることを強調した。
ハードな練習で鍛える戦う体
この日の午前中も、当たり負けしないフィジカルトレーニングや、90分間を戦い抜くための体力作りなどハードな練習が行われた。稲葉修土キャプテンは「きつかった。その一つ一つが結果につながると思えば、後で笑うためのきつさかなというのはみんな理解しているのでは」と振り返った。
百年構想リーグへの期待
ユナイテッドが臨む百年構想リーグは、Jリーグが8月開幕に移行するのを前に2026年2月~6月に行われる特別なリーグ戦だ。J2とJ3は、地域ごとに10チームずつのグループに分かれてリーグ戦を行う。ユナイテッドはWEST―B。九州、山口を中心に、J3初参入の滋賀も含まれる。
新たな試みとなったこの百年構想リーグについて、昨シーズンに続きキャプテンを担う稲葉選手に思いを聞いた。
「(引き分けがなく)PKで白黒ハッキリさせるというところなので、そこも含めて勝負だと思いますし、例年にはなかったレギュレーションがあるので、そこは特別大会というところを楽しみながらやっていきたい」と新ルールへの期待を語った。
ファンとの一体感を大切に
稲葉選手はファンへの期待も口にした。
「(リーグが)地域ごとに分かれているというのが特徴だと思うので、近隣の県のサポーターも多く来ると思うし、逆にアウェーゲームには鹿児島サポーターがたくさん来てくれると思うので、そういうダービーマッチがたくさん生まれると思うので、そういうところを楽しみつつ、僕たちに声援を送ってほしい」
目指すは「頂点」
さらに稲葉選手は「今年の目標は『頂点』。目指すなら1番上を目指したいし、個人としてもチームとしても日々自分の限界、頂点に向かってチャレンジすることが大事だと思うのでこのワードを選んだ」と答えた。
チームとして常に頂点を目指して戦う2026年の鹿児島ユナイテッド。前年の悔しさも胸に新たな戦いが始まる。
百年構想リーグに挑むユナイテッドは2月8日、ホーム白波スタジアムでテゲバジャーロ宮崎と対戦する。南九州ダービーの舞台で、新たな一歩を踏み出す鹿児島ユナイテッドFCの戦いに注目だ。
(動画で見る:【鹿児島ユナイテッドFC】いよいよ開幕・百年構想リーグ 選手たちが語る意気込み )
