核のごみの最終処分場の選定をめぐり玄海町で進む文献調査について唐津市の峰市長は25日、国からの交付金の受け取りを断ったことを改めて説明しました。
【唐津市 峰達郎市長】
「玄海町の商工団体さんからの請願がかかって来たということ。ですから、交付金に対して私たちが隣の自治体で動いているお金に横から手を出すことも出来ませんし、それに対してどうのこうのいうこともできない」
25日行われた定例会見で唐津市の峰市長は、このように述べ、玄海町から提案されていた交付金2億5000万円の配分を断ったことを改めて説明しました。
また、会見では、2005年に市町村合併で今の唐津市が誕生してから20年の節目として行う、記念事業の予算などを盛り込んだ約14億5000万円の補正予算案を発表しました。
唐津城や道の駅厳木など市内10カ所にイルミネーションを設置するためなどの事業費、約1900万円などを計上していて補正後の予算額は過去最大を更新し約935億9000万円となります。