燕・弥彦総合事務組合水道局は25日、管理する給水車の車検有効期間が過ぎていたにもかかわらず、運行を続けていたことが判明したと発表しました。

車検が切れていたのは、燕・弥彦総合事務組合水道局が所有する2台の給水車のうちの1台で、当該の給水車は8月13日から17日まで、水不足により市民への節水が要請されていた上越市の給水スポットに派遣されていました。

給水スポットへの派遣を終え、18日に水道局内で片付けなど整備を行っていたところ、職員がフロントガラスに貼ってあったステッカーを見て、車検の期限切れに気付いたということです。

車検の有効期間満了日は今年3月9日で、車検が切れた翌日10日から8月17日までの間に、10日間・10回の運行が確認されており、延べ11人によって542キロの走行がありました。

水道局は燕警察署に届け出を済ませています。

これまで車検の有効期間は、自動車の整備業者から送付されるハガキで確認していましたが、今回は満了を迎える3月9日までにそのハガキが見当たらず、期限を把握できなかったと説明しています。

水道局は、車両管理表で車検の有効期間を管理するとともに、運行日誌の表紙に車検有効期間満了日を表示し、再発防止につとめるとしています。

NST新潟総合テレビ
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