大盛り上がりのうちに終わった新潟県上越市の『謙信公祭』。100回目の開催となった今年は上杉謙信役を俳優の松平健さんが務め、その熱演に訪れた人たちは魅了されていました。
【松平健さん】
「川中島に向け、いざ出陣じゃ~!」
今年で100回目の開催を迎えた謙信公祭。
鎧と兜に身を包んだ市民などによる出陣行列では、上杉謙信役を務めた俳優・松平健さんが白馬に乗って登場し、会場を沸かせました。
【松平健さん】
「いざ出陣の時じゃ。皆の命、我に預けよ」
【訪れた人】
「めっちゃ、かっこよかった。声も最高だし、表情も最高だし、まさしく御屋形様だった」
【訪れた人】
「松平健さんを見に来た。子どもが大好きなので」
【子ども】
「楽しかった。かっこよかった」
また、上杉謙信と武田信玄が一騎打ちを演じたとされる川中島合戦の再現では、数々の時代劇で活躍する松平さんの迫力ある演技に観客はくぎ付け。
武士に扮した参加者、約350人との臨場感あふれるパフォーマンスで会場を魅了しました。
【松平健さん】
「上杉謙信公、100回、そして101回と、この歴史をつないでいっていただきたい」
イベントの最後には、松平健さんを代表する楽曲『マツケンサンバ』に合わせて色とりどりの花火が打ち上げられ、上越の夜空を照らしました。
【訪れた人】
「本物がしゃべっていると思って。生だと迫力とかも違うなと思った」
記念すべき100回目の謙信公祭は、大盛況のうちにその幕を閉じました。