新潟市で大相撲の夏巡業が7年ぶりに開かれ、海洋高校出身の横綱・大の里の迫力ある取組に会場は熱気に包まれました。

8月23日、7年ぶりに新潟市で開かれた大相撲の夏巡業。

会場には朝から多くの相撲ファンが詰めかけ、約3500人が土俵に熱い視線を送りました。

中でも登場するたびに声援を浴びていたのが、海洋高校出身の横綱・大の里。

【ファン】
「ぐいぐい行く相撲が大の里の相撲なので、その相撲を目に焼き付けたい」

【ファン】
「強いあたりを期待している」

会場では多くのファンが大の里の応援グッズを身に着けていたほか、グッズ販売コーナーではタオルが飛ぶように売れ、応援ムードも最高潮に。

そして、県内出身の幕下力士などの取組で会場が熱を帯びる中、迎えた結びの一番は横綱対決。

豊昇龍と大の里の白熱した取り組みは、大の里が寄り切りで勝利。会場はこの日一番の盛り上がりを見せました。

【ファン】
「きょう(大の里を)楽しみに来ていたので、勝ってくれてよかった」

【ファン】
「やっぱり迫力がある。体も一段と大きく見えた」

またこの日、話題を呼んだのが相撲部時代の同級生の赤ちゃんを抱いての土俵入り。

【中学・高校の同級生】
「自分自身も刺激になるし、頑張らなきゃとも思う。横綱も色んなプレッシャーがあると思うが頑張ってほしい」

【横綱 大の里】
「横綱として(新潟に)帰って来られてうれしく思う。たくさん声援をいただいたので、9月場所に向けてしっかり頑張りたい」

大の里が横綱として初めて臨んだ県内での巡業。多くの声援を受け、秋場所での活躍を誓っていました。

NST新潟総合テレビ
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