廿日市市で夏に栽培される「冠苺(かんむりいちご)」が、夏イチゴの全国審査会で最高金賞を受賞し、生産者が廿日市市長に報告しました。

PRのため廿日市市の松本太郎市長に届けられたのは、吉和地区で地元企業が手掛ける「冠苺」です。
野菜ソムリエが審査員となって先月初めて開催された全国夏イチゴ選手権で、日本各地から出品された全28点の中で最高金賞に輝きました。

一般的には冬から春にかけてがイチゴの旬とされていますが、「冠苺」は標高およそ750メートルに位置する吉和地区の冠高原で、夏の夜でも涼しい気候を生かして作られています。

【廿日市市・松本太郎市長】
「甘みと酸味のバランスが良い」

【吉和ラフローズ・栗田直樹代表】
「夏イチゴを吉和で作って、1年中イチゴが楽しめるイチゴであふれる町になったらいい」

「冠苺」は地元・吉和地区のスーパーで販売されていて、12月末まで栽培が続く予定です。

テレビ新広島
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