暑い季節にこそ食べたくなるうま辛料理。そんな料理の専門店が、岩手県盛岡市大通のCT33ビル2階に2025年6月オープンしました。その名も「孫家麻辣タン」。
中国で生まれ、韓国で大人気となっている辛いスープ料理「麻辣タン」が、盛岡市で味わうことができます。

「麻辣タンとは、四川発祥の痺れる辛いスープ料理」と語るのは「孫家麻辣タン」の孫学敏さん。
好きな具材を選んで自分だけの一杯を楽しめます。
具材はビュッフェ方式で、野菜・きのこ・豆腐・練り物・肉・魚介・麺類など50種類以上からお好みで選べますが、「いろいろなものを少しずつ選ぶのがおすすめ」と孫さんは話します。

価格は100gあたり400円。1人分は200g以上から注文可能で、辛さは4段階から選べます。
孫さんは「この位がお腹いっぱいになる程度の量、計ってみる。これが246gで984円になる」と言います。

孫さんの好みで作った麻辣タンの辛さは一番辛い3です。

使われているスパイスの多くは漢方薬にも使われていて、辛さの中に深いコクとうま味を
感じられます。

孫さんは「スープは牛のゲンコツや豚の骨から取ったもの。具材も自分の好きなものを選び、そこから出るだしも加わって、おいしく食べられる」と説明します。

辛さのレベルは、スパイス無しの0から3まであり、辛い料理が苦手な人でも安心です。

具材の種類が豊富な「孫家麻辣タン」ですが、特に人気のトップ3を孫さんに教えてもらいました。

第3位は「太い春雨」。モチモチとした食感が特徴で、食べ応えがありボリューム満点です。

第2位は「ブンモジャ」。太くて短い中国の春雨の一種で、韓国料理でも使われています。第3位の春雨とはまた違ったモチモチ感と弾力が特徴です。

そして第1位は「カニ団子」。中には魚介類の卵が入っていて、かんだ瞬間にプチプチと弾ける食感がクセになるおいしさ。赤と白の見た目も映えるとSNSでも人気の具材です。

自分だけの一杯が楽しめる麻辣タンは、今や全国的にブームとなっています。

孫さんは「いろいろ勉強して、どこにも負けないおいしさを出せるように頑張ってきた。ぜひ、おいしい麻辣タンをチャレンジしてください」と話していました。

ガツンとくる辛さと、奥深いうま味が楽しめる盛岡市の「孫家麻辣タン」に今後も注目です。

岩手めんこいテレビ
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