宮古港に10月9日、アメリカのクルーズ船「シーボーン・クエスト」が寄港し乗客が周辺での観光を楽しみました。
アメリカの会社が運航するクルーズ船「シーボーン・クエスト」は、9月19日にカナダのバンクーバーを出発し、神奈川県の横浜港へと向かうツアーの途中の9日の朝、宮古港に寄港しました。
全長198m、乗客の定員は478人で宮古港に寄港するのは2025年は2回目です。
港では市の職員などが大漁旗を振って乗客を歓迎したほか、市内の崎山小学校の児童が元気にソーラン節の踊りを披露しました。
乗客たちは市内の浄土ヶ浜や三王岩、岩泉町の龍泉洞といった周辺の観光スポットへ出かけていきました。
アメリカからの乗船客は「散策に出かけて、店や人々など面白そうなものを見つけたり、特にビーチが有名だと思うので見てみたい」と話していました。
9時間ほど寄港した「シーボーン・クエスト」は午後5時半に宮古港を出港していて、10日に宮城県の石巻港に寄港した後、12日に神奈川県の横浜港に到着する予定です。