北朝鮮の「最高人民会議」が、来月開催されることが明らかになりました。
韓国を「敵」と位置付ける憲法改正が議論される可能性があるとの指摘も出ています。
20日付の労働新聞は平壌で来月20日、日本の国会に相当する「最高人民会議」が招集されると伝えました。
最高人民会議は北朝鮮の法律や予算を審議し採択する最高機関で、今回は穀物の管理に関する法律案などが討議されるとしています。
一方、金正恩総書記の妹・与正氏は今月14日の談話で「我々の国の法律には当然、韓国が最も敵対的な脅威勢力と表現され永久に固着されなければならない」としています。
このことから、韓国メディアは今回の最高人民会議で韓国を「敵」と位置付ける憲法改正を取り扱う可能性があると指摘しています。