◆ロサンゼルス・エンゼルス-ロサンゼルス・ドジャース 12日(日本時間13日午前10時38分試合開始、エンゼルスタジアム)

メジャーリーグ(MLB)、ドジャースは12日(日本時間13日)、適地でエンゼルスと対戦し、大谷翔平選手(31)は「1番DH」で先発出場した。

ドジャースは前日のエンゼルス戦で先発の山本由伸投手(26)が6失点と崩れて4-7で敗れたが、大谷は8回に右中間へ3試合連続となる42号ホームランを放つなど、3打数1安打1四球1三振の成績だった。

ドジャースの先発は今季3勝2敗・防御率3.00のシーハン投手、一方のエンゼルスは今季0勝0敗・防御率4.50のメデロス投手が先発登板した。

1回表の第1打席、大谷は3-2フルカウントで7球目が外に大きく外れて四球で出塁。1死1、3塁となって4番テオスカー・ヘルナンデスがレフト前にタイムリーを打って3塁から大谷が生還。両リーグトップを独走する今季113得点目のホームを踏み、ドジャースが1点を先制した。

1回裏、エンゼルスは1死1、2塁で4番ウォードがレフトへタイムリーを打って1-1の同点に。1死1、3塁となって5番モンカダに右中間を破るタイムリー二塁打が出て2-1と逆転。なおも1死2、3塁で6番アデルのショートゴロの間にもう1点が入り、3-1とした。

2回表2死1塁で9番ラッシングがライトスタンドへツーランホームランを放ち、ドジャースが3-3の同点に追いつく。

2死走者なしとなって大谷の第2打席、ストレートの四球で出塁したが、2番ベッツが三振に倒れチェンジとなった。

3回裏2死走者なしで4番ウォードがセンターオーバーのソロホームランを打ってエンゼルスが4-3と勝ち越す。

4回裏2死1塁、9番テオドシオの3塁線を破るタイムリー二塁打でエンゼルスが5-3とリードを広げる。

5回表1死走者なしで大谷の第3打席はエンゼルス2番手チェフィンとの対戦。カウント2-1で内角ボール気味の変化球を打ってファーストフライに倒れた。その後2死1、3塁となり、4番T.ヘルナンデスがレフト前へこの日2本目となるタイムリーヒットが出て4-5と1点差に。2死満塁となって投手が3番手ゼファジャンに代わり、6番パヘスが押し出しの四球を選んでドジャースが5-5の同点に追いつく。

6回表無死1、2塁で大谷の第4打席は4番手バークとの対戦。カウント2-2で5球目の直球をセンター方向へ打ち返すヒット性の当たりだったが、セカンド後方で構える遊撃手の正面を突きショートライナーに。2塁走者ロハス、1塁走者ラッシングも帰塁できずトリプルプレーとなった。まさかの“三重殺”に大谷はしばし立ち尽くした。

プライムオンライン編集部
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