爆発事故を起こした宇宙船・アポロ13号の船長で、奇跡的に地球への生還を果たした宇宙飛行士のジム・ラベルさんが7日、亡くなりました。97歳でした。
宇宙船アポロ13号の船長を務めたラベルさんは、1970年、月に向かう途中で船内の酸素タンクが爆発する事故に遭いますが、残った酸素と水を使って乗組員全員を地球に帰還させました。
この出来事はのちに「奇跡の生還」として、トムハンクスさんが主演して映画化され、ラベルさん本人も出演していました。
NASA(アメリカ航空宇宙局)は「ジムは歴史的な宇宙探査の道を切り開く支えとなった」とラベルさんをたたえる声明を発表しました。