カムチャツカ半島沖の地震による津波で被害を受けたカキ養殖施設の復旧に向け、宮城県気仙沼市は8月7日から、ふるさと納税を活用した支援の受け付けを始めました。

気仙沼市 菅原茂市長
「気仙沼のカキ養殖の施設被害復旧に使わせてもらいたい」

気仙沼市は「ふるさと納税型クラウドファンディング」を立ち上げ、7日から寄付を呼びかけています。

今回の津波では、大島瀬戸を中心にカキの養殖いかだが流されるなど、大きな被害が出ています。被害の全容はまだ分かっていません。

ふるさと納税のため、気仙沼市民は対象外ですが返礼品が用意されており、全国から寄付することができます。

気仙沼市 菅原茂市長
「漁業者が希望を失わず、全国のみなさんにおいしいカキを届けようとしているので関心を寄せてもらい、寄付してもらえばありがたい」

目標額は1億円で、9月末まで専用サイトで受け付けています。

仙台放送
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