8月11日は「山の日」です。仙台市にある泉ケ岳では、夏山を楽しむ人たちに警察が安全な登山を呼びかけました。
仙台市北西部にある標高1175メートルの泉ケ丘は、登山口から山頂までおよそ3.8キロで、比較的ゆるやかなため、気軽に楽しめる山として親しまれています。
11日は登山口などで泉警察署の警察官が、訪れた人たちにチラシを配りながら登山計画書を提出することや、登山アプリ「YAMAP」の利用を呼びかけました。
また、現在、県内ではクマの目撃情報が増加していることから、警察は不意に遭遇しないためにもクマ鈴や笛などを持ち歩き、できるだけ複数人で行動してほしいとしています。
泉警察署 千葉伸二地域課長
「山の天気は突然変わることがあります。万が一に備えて雨具などを携行してほしい」
県警によりますと、県内では去年1年間に21件の山岳遭難が発生し、2人が死亡、10人がけがをしています。