国内で初めて洋式帆船を建造したウイリアム・アダムス「三浦按針」の偉業をたたえる式典などが静岡県伊東市で開かれました。
ウイリアム・アダムス「三浦按針」は徳川家康の外交顧問として活躍し現在の伊東市で2隻の洋式帆船を建造しており、市は毎年 市政記念日にあわせ「按針祭」を開いています。
今回の特別講演では按針を描いたドラマ「SHOGUN 将軍」の時代考証を担当した国際日本文化研究センターのフレデリック・クレインス副所長が按針の魅力を語っていきました。
また、その後の式典では田久保眞紀市長が「日本の造船技術を発展させた先人たちに敬意を表するとともにこのイベントを通して各国との絆がさらに深まっていくはずだ」と語りました。
今年は田久保市長の学歴詐称問題が発端とみられる市長への脅迫などもあり、警察官のパトロールや警備員を増やすなど厳戒態勢で行われました。