保護者の就労状況にかかわらず子どもを保育園などに預けることができる取組みが、沖縄県那覇市で試験的にスタートしました。

「こども誰でも通園制度」は2026年度から全国で始まるもので、那覇市では今年から試験的に運用しています。

保護者の就労状況などに関わらず子どもを月に10時間保育園などに預けることができるもので、子育ての負担軽減や家族以外の相談相手として、保護者の孤独感の解消などが期待されます。

こども達にとっては、新しい友達や先生との交流を通じた、家庭とは違った環境での成長の場となります。

那覇市こども未来部 座安まり子部長:
保育で(親子が)お互いに必要な時間を確保できるという制度になっています。一緒に那覇市の同じこどもということで、環境を同じくしながら育っていくというスタンスで今後も進めて参りたいと思います

実施しているのは久場川みらいこども園と壺屋こども園で、対象は那覇市在住の保育施設などを利用していない0歳から3歳未満で、申し込みは那覇市のホームページから受け付けています。

沖縄テレビ
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