8月24日告示、31日投開票の八代市長選挙に向けた動き。告示まで1カ月となった7月24日は、出馬を表明している元熊本県副知事の小野泰輔さんが事務所開きを行った。
小野泰輔氏「八代市政への信頼回復」
無所属・新人として八代市長選挙に出馬予定の小野泰輔さん(51)は「一番やりたいのは市民の八代市政への信頼回復。それをベースにしながら、八代が元気になるような政策をどんどん打ち出していきたい」と述べた。

小野さんは7月24日、八代市旭中央通に後援会事務所を開設。事務所開きには、支援者や八代市議ら約50人が集まった。

小野さんは「皆さんと一緒に八代を楽しく、そして、みんなが誇れるまちにしていこうということに挑戦していきたい」と話し、最後に『頑張ろうコール』を行い、全員で必勝を誓った。

参院選後、7月22日から辻立ちを始めた小野さん。市民と会う機会を増やし、直接、自分の考えを伝えるとともに、AIを駆使したブロードリスニングの手法で、SNSで寄せられた市民の意見を可視化し、政策に反映させるとしている。
中村博生氏「自分しかできないことがある」
8月24日告示、31日投開票の八代市長選挙には、現職で4回目の当選を目指す中村博生さん(66)も出馬を表明している。

中村さんは「まだまだやり残したというか、やらないといけない部分があるので、〈自分しかできない〉と思っているので、4期目に向け出馬することにした」と6月の定例会見で述べた。

4期目に向け、人口減少を食い止めるため、県営工業団地を生かした企業誘致や、九州新幹線・新八代駅の活性化などに取り組むとしている。
(テレビ熊本)