中国の郷土料理が楽しめる「味坊鉄鍋荘」

“ハシゴ酒”3軒目は、「たる松 上野店」から徒歩10分の場所。目的の店は、師匠が副会長をつとめる落語協会から徒歩30秒の場所にある「味坊鉄鍋荘」。

オーナーは植野さんと10年来の付き合いがある中国出身の梁宝璋さんで、以前「青菜炒め」を学んだ「老酒舗」のほか都内を中心に中国料理店を多数展開している。

ここ「味坊鉄鍋荘」は、テーブルに埋め込まれた鉄鍋が特徴で、発酵白菜をグツグツと煮込んだ鍋は、酸味をほのかに感じる優しい味わい。熱々の中国東北地方の郷土料理が楽しめる店だ。

おいしいお酒と食事を堪能したあとに師匠はこれからの人生について「まっとうでいようと思う。どんなに批判があっても“ちゃんとやっています”って(言えるように)。手を抜いたり、適当に流したりせずに、年を取るほど稽古量も必要だし、でもまだまだやりたい話はあるし…。落語の“落”を“楽”の字に置き換えてもいいんじゃないかって思う」と話して、まとめた。

日本一ふつうで美味しい植野食堂
毎週月曜〜木曜、18時〜18時30分
BSフジで放送中
Tverで見逃し配信中
https://tver.jp/series/srv0f3st58

日本一ふつうで美味しい植野食堂
日本一ふつうで美味しい植野食堂