福島・いわき市で7月2日、正面から迫る逆走車がカメラに捉えられた。高齢者マークを付けた逆走ドライバーは、手を払う動作で避けるように指示する様子もみられ、撮影者は驚きを隠せなかったという。
一方、東京・板橋区の交差点で6月にも逆走車が出没。現場にはたまたま警察官がおり、現場対応に追われていたという。
逆走してきて「そこどけ」!?
福島・いわき市で7月2日午前10時頃に撮影されたのは、「そこにいてはダメ」と叫びたくなるような瞬間だった。

撮影者の車が交差点を抜けた先で、正面から逆走車が迫ってきたのだ。このとき、逆走ドライバーの信じられない行動を目にすることになる。
撮影者によると「『どいてどいて』と手で払うようなジェスチャーをしていた。どいてじゃないよと思った」と話している。
撮影者がとっさに隣の車線へ回避したことで衝突は免れた。逆走していた車には高齢者マークが貼られており、運転手は焦った様子だったという。
撮影者は「現実でこんなことあるんだと驚きだった」と振り返っている。
逆走に警察が即対応…車線誤認か?
一方、東京・板橋区で6月20日正午頃にも、「そこはダメ」と言いたくなる場面がカメラに捉えられていた。
当時、撮影者の反対車線で1台の車が交差点を右折していた。

車は曲がったかと思いきや横断歩道の手前で停止した。何かトラブルかと思われたが、実は車は入るべき車線を間違え、逆走状態になっていたとみられる。
そこへ、警察官が慌てて飛び出してきた。当時の状況について撮影者は、「警察官の笛の音がピピピピって聞こえたので」と話している。

警察官は車へ駆け寄り、正しい車線へ戻るよう誘導すると車はそのまま走り去っていった。
一部始終を見ていた撮影者は「やっぱり漫然と、あるいは漠然と運転しているとこういうことって起こりうると思う。改めて自分も気をつけないといけないと思った」と語っている。
(「イット!」 7月11日放送より)