参議院選挙の公示まであと5日。
石破首相が野党の掲げる消費税の減税を批判するなど、各党の動きが加速しています。
石破首相は静岡県での会合で、物価高対策として掲げた給付金の意義を強調した上で、消費税の減税に疑問を呈しました。
石破首相:
消費税減税には時間もかかる。消費税を減税した時に、食料品を減税した時に、お金持ちほどたくさん消費するから、そういう方ほど減税額が大きい。本当にそれでいいんだろうかということだ。
一方、減税を掲げる野党側では、立憲民主党の野田代表が与党の打ち出した給付金を改めて批判しました。
立憲民主党・野田代表:
数字の根拠も財源も不明確。本当の愚策だと思います。
また、参政党は日本維新の会を離党した議員を比例代表に擁立し、現職議員5人の状態で参院選に臨む方向で調整に入りました。
物価高対策などが争点となる参議院選挙は、7月3日に公示されます。