テレビ宮崎の夕方ニュース「#Link」でお天気コーナーを担当している気象予報士・古山圭子さんが特技のイラストを使って天気の豆知識を解説するコーナー。今回は「髪がうねりやすい都道府県」についてお伝えする。
25日は午前中、ザーッと雨が降って雷が鳴ったり、そうかと思えば青空が見えたりと、降ったり照ったりの、まさに気分屋さんの梅雨空となった。この時期に、髪の毛に悩みのある方もいるのではないだろうか?

児玉アナは、髪の悩みがたくさんあるらしい。梅雨時期は、やはり「くせっ毛」 セットするのが大変で、時間がかかるのが悩みだという。

すると古山予報士、児玉アナと共感を深めるためにパーマのかつらをかぶって登場。実は生まれたときは天然パーマで、母親から、「私、誰の子を産んだんだ!?」と驚かれたとか…
てげてげ天気は新富町編

さておき、ここで「宮崎弁DEてげてげ天気予報」のコーナー、12回目は「新富町」編。面積が広い宮崎県では、同じ県内でも言葉が若干違う。古山予報士自身の勉強のための挑戦でもあり、26市町村制覇を「あいうえお順」で目指している
「知っちょった? 宮崎は全国の中でも3本の指に入るくらい 髪がうねりやすいところやっちゃわ~」
なんと宮崎は全国で3本の指に入るくらい「髪がうねりやすい」のだという。

フジテレビとウェザーマップが調査したデータによると、1位沖縄2位鹿児島3位宮崎で髪がうねりやすい地域となっている。なぜか?
これには条件があるという。まずは「気温が高い」こと。次に「海沿い」で、空気中に含まれる水分量が多くなりやすいこと。さらに「紫外線が強い」ため、髪がダメージを受けて、水分が入りやすいこと。
大正時代の湿度計に「髪」が使われていた

こういった、「髪の毛が水分の影響を受けやすい」という性質は、ある気象データの観測に活用されていたという。大正時代に使われていた「毛髪型湿度計」というもので、カゴの部分に髪の毛が入っていて、その伸び縮みを見て、湿度を計測していたという。

26日もジメジメ、そして髪がウネウネとなるような天気になりそうだ。雨が降っても、体は雨具で守れるが、髪の毛をどうやって守ればいいだろうか?古山予報士がおススメする「うねり対策」は、以下の通り。
まずはしっかりと乾かし、最後に冷風を当てる。そして、ヘアスプレーとオイルでコーティングをする。ウネウネが気になる方は、こうやって髪の毛を水分から守ると良いそうだ。
(テレビ宮崎)