テレビ宮崎の夕方ニュース「#Link」でお天気コーナーを担当している気象予報士・古山圭子さんが特技のイラストを使って天気の豆知識を解説するコーナー。今回は「ぬれない傘のさし方」をテーマにお伝えする。
雨の日が続いている。24日は夜遅くにかけて急な強い雨に注意が必要だ。そして25日も同じような降り方となりそう。
24 日よりも雨の降る時間が短く青空が見えるが、昼前から夕方にかけて急な強い雨、そして山沿いでは落雷にも注意が必要だ。
普段どのように傘をさしていますか?

引き続き大きめの傘が手放せない1日となりそうだが、皆さんは普段、どのように傘をさしているだろうか?児玉アナウンサーが普段通りに高い位置で傘をさすと、古山予報士から「それでは何も守れない。おなかがずぶぬれになってしまう!」との指摘が。

傘の高さは「ハイ」「ロー」どっち?
そこで古山予報士からのきょうのポイントは「ぬれない傘のさし方・ハイ or ロー」

まずは児玉アナがとった「ハイポジション」を見てみると、結構、傘と人の間に距離がある。このため横殴りの雨に遭うと濡れてしまうほか、「腕が疲れる」というデメリットもある。続いて「ローポジション」 肩のあたりに傘の中棒を当ててもらえると、雨から体を守れる”カバー範囲”が広がることになる。
腕の向きも重要

高さだけではなく、腕の向きも重要だ。児玉アナが普通に右手で傘を持ったところ、古山予報士は傘を持っている手の部分が、結構「がら空き」になると指摘。
この場合、傘の下の空間を半分ほどしか使えていない。つまり、「傘を有効活用できていない」ことになる。

そこで古山予報士がオススメするのは「クロス持ち」 右手で持った傘を、左肩の方に持ってくると、バランス良く、傘の下の空間をたっぷりと有効活用できるという。傘の持ち方、皆さんも「空間」を意識しながらさしてみてはいかがだろう。
(テレビ宮崎)