調査会社のインテージが行った猛暑に関する調査結果によりますと、家庭の暑さ対策の予算は平均2万8497円と、2024年よりも9%増えました。電気代の高騰や暑さ対策用品の値上げなどが要因とみられています。

暑さ対策では「エアコン(冷房)を使用」が最も多く(64.8%)、年代が上がるにつれ使用頻度は高まるという結果でした。

一方、2024年に自宅でエアコンを使わなかった、もしくは使用の頻度が低い人に理由を聞くと「電気代が気になる」(28.5%)が最多で、「冷えすぎ、だるくなるなどで苦手」(18.7%)、「窓を開けたり扇風機で十分」(16.9%)が続きました。

インテージは「生活者は『今年の夏は例年以上に厳しい』という危機感を持っている」としたうえで、「物価高騰が猛暑対策をも直撃している」と分析しています。

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