タイ政府は、カンボジアとの和平合意の履行を一時停止すると発表しました。
タイ政府は10日、カンボジアとの国境紛争をめぐる和平合意の履行を一時停止すると発表しました。
軍の兵士2人が国境地帯を巡回中に、カンボジア側が仕掛けた地雷を踏みケガをしたことが理由だとしています。
タイのアヌティン首相は「安全保障上の脅威が継続している」として、予定していたカンボジア兵の捕虜18人の解放も延期する方針です。
両国は10月、マレーシアで、停戦の仲介に関わったアメリカのトランプ大統領の立ち会いのもと和平合意に調印しましたが、緊張が再び高まる可能性があります。