静岡・沼津市の新東名高速道路を走る夜行バスの前に、脱輪したタイヤが炎を上げて転がる様子がカメラに捉えられた。バス会社の担当者によれば、乗り上げれば横転の可能性もあったという。また、神奈川・相模原市では信号無視の乗用車が出没した。
夜行バスの目の前に“炎上タイヤ”
静岡・沼津市の新東名高速道路で運転中に撮影されたのは、危険な瞬間だった。
「まじかぁー…。タイヤ外れとったな」と呟く撮影者の目に映ったのは、炎を上げて転がる脱輪タイヤだった。
映像は、乗客38人を乗せて東京から大阪に向かう夜行バスに搭載されたドライブレコーダーに捉えられていた。
タイヤは中央分離帯のガードレールに接触すると、飛び跳ねながら車の間をすり抜け、勢いよく目の前に転がってきていた。
当時についてバス会社の担当者は、「ぶつかっていたら、そのタイヤに乗り上げて、バス自体が横転した可能性もあります」と語った。
異変に気づいたドライバーが減速し、ハンドルを左に切り、冷静にタイヤを回避した。乗客にケガなどはなく、バスは無事大阪に到着したという。
