女子サッカー、岡山湯郷ベルの元日本代表ゴールキーパー、福元美穂選手(41)が9年ぶりに美作市のグラウンドに登場です。6月15日のホームゲームでベンチからチームを鼓舞し、ベルは2連勝を飾りました。

2011年、なでしこジャパンのワールドカップ優勝メンバーで9年ぶりに古巣・ベルに復帰した福元美穂。チームの最盛期を支えた選手を約1100人の観客が迎えました。

(岡山湯郷ベル 39 GK 福元美穂選手)
「スタンドから「お帰り」と声をもらって、もっと頑張ろうという気持ちになった」

15日に行われたニッパツ横浜FCとの一戦。ケガの影響もありまだ本調子ではない福元はベンチからチームを鼓舞します。

ベルは前半17分、キャプテン・内田好美のクロス気味のボールがそのままゴールに入り先制に成功します。

現在12チーム中8位と、上位にくらいつくために勝ち点3が逃がせないベル。後半、同点に追いつかれますが最後まであきらめませんでした。

後半43分、内田がペナルティエリア内で倒されPKを獲得。これを山下沙耶香が決め切り、試合は2対1でベルが勝利。福元のホーム復帰戦を前節からの2連勝で飾りました。

(岡山湯郷ベル 5 DF 内田好美主将)
「押し込まれる展開が前半も後半もあった。前半、いい形で早い時間帯に(点が)取れたのは大きかった」

(福元美穂選手)
「6月の残り2戦を必ず勝って、後半戦全勝する気で、自分もみんなもそのつもりで頑張っていると思うので、みんなと一緒に頑張りたい」

ベルの次の試合は6月22日、アウェーで大阪と対戦します。

岡山放送
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