MLBロサンゼルス・ドジャースのロバーツ監督が15日(日本時間16日)、ドジャースタジアムでのジャイアンツ戦の試合前に取材に応じ、大谷翔平選手(30)の投手復帰について言及。「次のライブBPが復帰前最後の調整になる可能性はある」と“二刀流”の早期復活を示唆した。
報道陣とロバーツ監督のやりとりは以下の通り。
――大谷選手の次のリハビリ登板予定は?
ロバーツ監督:
どの日になるかはまだ決めていませんが、来週の頭には打者相手に投げる予定です。具体的に何曜日になるかは、現時点でははっきりしていません。
――次のライブBPが復帰前最後の調整になるのか?
監督:
可能性はあります。彼もとにかく投げたくて仕方がない様子で、とても興奮しています。それに翔平自身からも「ライブBPでエネルギーを消費するくらいなら、その“実弾”を試合で使おう」という趣旨の話がありました。
彼の昨日のシミュレーション登板は3イニングでしたが、本人にとってはダブルヘッダーをこなすような負荷だったようです。つまり、少し疲労も出ます。
以前から言っているとおり、彼が投げてくれるものは何でもボーナスです。現状を踏まえれば、先発の頭で1イニングでも2イニングでも投げてくれれば、それだけでチームにとってプラス。追加コストなしで得られるメリットですから、私たちの考えはそこにあります。