次に危ないのが「エアコン」。夏場は湿度・温度・ホコリがそろう“格好のすみか”なので、繁殖しやすいそう。

夏場のエアコンは要注意(画像はイメージ)
夏場のエアコンは要注意(画像はイメージ)

「エアコンはカビも生えやすいので、住宅で最も発生しやすい場所かも知れません」

このほか、次の場所でも見られることがある。

・閉め切った部屋、押し入れ、戸棚:高温多湿な環境のため、生息しやすい
・洗面台や洗濯機周辺:カビが生えやすい
・部屋に置いた食料:乾麺やお菓子などが餌に
・雑誌や書籍:本のカビやホコリを食べる 

 
 

食料がダメになったり、大切な本が劣化したりする可能性もあるので気を付けたいが、具体的にはどうすれば良いのだろう。

発生のサインと予防のポイント

ここからは自宅に発生しているか確かめる方法、予防のポイントをお伝えしたい。

村田さんによると、分かりやすいサインはカビの有無。「カビくさい、カビが目視で見える場所=チャタテムシがいる恐れがある」と考えてほしいそうだ。