公共交通などの運転手不足を解消しようと、大規模な採用プロジェクトを進めている岡山市の両備グループが6月10日、プロジェクトの中間報告を行い、採用の対象を県外に広げる方針を発表しました。
両備グループは路線バスやタクシーなど公共交通の乗務員の採用プロジェクトを2023年から行っていますが、24年11月から25年5月末までの採用人数は94人と目標の約半分にとどまっています。
これを受けプロジェクトでは、採用の対象を中国・四国地方在住の人まで広げ、応募者数を伸ばしていくことにしています。
(両備ホールディングス 大上真司 常務執行役員)
「しっかり採用活動を行って、しっかりドライバーを確保していきながら運輸交通サービスの安定供給につなげていきたい」
両備グループは今後説明会や体験型イベントを県外でも開くなどして採用拡大を図りたいとしています。