津山市のブランド小麦「せときらら」が2025年も収穫の時期を迎えました。6月9日、中国地方の梅雨入りが発表されたため、急ピッチで作業が行われました。
黄金色に実ったコムギの穂が風に揺れます。収穫されているのはパンに適した品種、「せときらら」です。津山市の勝北地域の圃場では秋にまいた「せときらら」が実り、畑は一面、黄金色に包まれています。
津山市では2008年ごろからコムギの栽培を行っていて、現在、20戸の農家が「せときらら」を栽培しています。「せときらら」はたんぱく質が多く、ふっくらと仕上がり、パンづくりに適しているのが特徴です。
(田柄ファーム 木元計行代表理事)
「今年は粒が大きく良い。収穫量も多いと思う。より良いものを作りたいと思っている」
「せときらら」の収穫は6月いっぱい続き、収穫量は生産者全体で約240トンを見込んでいます。