九州南部にある梅雨前線が次第に北上し、長崎県では、11日にかけて雷を伴った激しい雨が降ると予想されている。特に10日明け方から昼前にかけては非常に激しい雨が降り、災害の危険度が高まる見込みだ。
大雨は10日明け方から昼過ぎ、10日夜遅くから11日明け方にかけて
長崎地方気象台は9日午後4時34分に「大雨に関する長崎県気象情報第3号」を発表した。
梅雨前線が11日にかけて九州北部付近に停滞する見込み。長崎では、10日明け方から昼過ぎ、10日夜遅くから11日明け方 にかけて局地的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨 が降るおそれがある。
9日に予想される1時間降水量は多い所で、
長崎南部 30mm
長崎北部 30mm
五島 30mm
10日に予想される1時間降水量は多い所で、
長崎南部 50mm
長崎北部 50mm
五島 50mm
9日18時から10日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
長崎南部 200mm
長崎北部 200mm
五島 180mm
その後、10日18時から11日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
長崎南部 100mm
長崎北部 100mm
五島 100mm
10日昼前から11日午前にかけて土砂災害に警戒を
長崎南部・北部では土砂災害に厳重に警戒し、五島では土砂災害に警戒し、南部・北部・五島では低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要だ。気象台によると、10日昼前から11日午前にかけてが最も警戒が必要という。
11日にかけて九州北部地方に梅雨前線が停滞、その後、 前線は南下するが、13日は再び九州北部地方に北上する見込み。長期間にわたり梅雨前線の影響を受け、総降水量は多くなる予想だ。
（テレビ長崎）
