2029年春に鹿児島県で開催が内定している全国植樹祭の会場候補地として、南さつま市の吹上浜海浜公園が選ばれた。5000人規模での開催が予定されており、今後は式典会場やおもてなし広場の整備が本格化する。
45年ぶりの鹿児島開催へ
全国植樹祭は、毎年全国各地で持ち回りで開催される緑化運動の中心的な行事だ。例年、天皇皇后両陛下によるお手植え・お手播きが行われ、2026年は5月17日に愛媛県で開催された。

鹿児島県内での開催は、1984年5月に霧島市で行われて以来、実に45年ぶり2回目となる。
5カ所の候補地から最高評価
5月22日、鹿児島市で開かれた準備委員会では、これまでに挙がっていた5カ所の会場候補地について評価結果が示された。式典運営が可能な広さや会場へのアクセスなど複数の評価項目が検討され、最高点を獲得した吹上浜海浜公園が開催候補地に選ばれた。

準備委員会では、寺田雅一副知事が「吹上浜海浜公園を開催候補地とすることについてご承認いただけますでしょうか」と諮り、承認を得た。
5000人規模の開催に向けた整備へ
県内外から招待者やスタッフを合わせて5000人規模での開催が予定されていることから、今後は式典会場やおもてなし広場の整備が進められていく。

県環境林務部森づくり推進課の迫田正和参事は「多様で豊かな森林、多彩で豊富な食材などの魅力をPRできるような大会にしたい」と意気込みを語った。

鹿児島ならではの自然や食の魅力を全国に発信する機会として、地域への期待も高まっている。
【動画で見る▶吹上浜海浜公園を全国植樹祭2029の開催候補地に選定 アクセス・会場面積で最高点【鹿児島】
