ジャージーミルクを使ったスイーツの話題です。廃棄される、あるものを活用したジェラートの販売が真庭市で始まりました。
真庭市西河内にある「ジェラート醍醐桜」。牧場直送の新鮮なジャージーミルクに、地元産のフルーツや食材を合わせた様々なフレーバーのジェラートを楽しむことができます。
そんな中、新たに登場したのが。
(ジェラート醍醐桜 山本英伸さん)
「自社のジャージーミルクと真庭産のブルーベリー、「ホエイ」を使ったジェラートができた」
6月から販売を開始した、ホエイを使ったブルーベリーのジェラート。ホエイとは、チーズやヨーグルトを作るときにできる副産物で、加工しても価格が安いため廃棄されることが多いといいます。
(ジェラート醍醐桜 山本英伸さん)
「ブルーベリーは酸味があまり感じられない。甘みが強くて、酸味があるものを作りたいと思っていた。ホエイが持つ酸味がよく合うので今回のジェラートを作った」
使われているのは、真庭市にあるチーズ工房で廃棄される予定だったホエイです。そのホエイを加熱殺菌し冷却。ジャージーミルクとブルーベリーと合わせ、ミキサーにかけて固めれば完成です。
ジャージーミルクにブルーベリーとホエイ。真庭産のものだけで作られた一品。このジェラート、贈り物としても販売していて、父の日のギフトなどにもおすすめということです。
(ジェラート醍醐桜 山本英伸さん)
「すっきりしたテイストでホエイの奥ゆかしい香りや、かすかな酸味が特徴。チーズ職人もホエイを捨ててしまうことがつらいという話もあったので、ジェラートにしていろいろな人に喜んでもらえるのはうれしい」
ホエイを使ったジェラートは、真庭市のジェラート醍醐桜で販売されているほか、公式HPからも購入できます。