飲酒する機会が増える夏場を前に、車と自転車の飲酒運転を防ごうと、香川県警は高松市中心部などで取り締まりの強化を始めました。
高松市兵庫町で6月5日に行われた集中取り締まりでは、香川県警の警察官13人が自転車の利用者に対し飲酒検問を行いました。
毎年7月と8月は、飲酒運転による交通事故が増えることから行われたもので、今後、交通機動隊の隊員らを繁華街が近くにある高松北警察署と丸亀警察署に派遣し、取り締まりを強化します。
県警によりますと、県内で2024年に発生した飲酒運転による車の事故は30件で、自転車の飲酒運転は、2024年11月の法改正以降、2025年4月末までに22件検挙されたということです。
(高松北警察署交通課 矢嶋浩司課長)
「検挙された人で一番多いのが、『事故や違反をしなければ大丈夫だろう』『自分は大丈夫』という意識で行動する人。飲酒運転は非常に危険と認識してもらいたい」
県警は6月いっぱい、取り締まりを強化することにしています。