間もなく始まる梅雨や台風シーズンに備えます。玉野市では6月4日、土砂災害の危険性がある小学校や福祉施設で巡視調査が行われました。
これは玉野市が梅雨入り前の時期に毎年行っているもので、市や県の職員など9人が参加しました。市内では、急な傾斜地が崩壊する恐れがあるなどとして378カ所が土砂災害警戒区域に指定されています。4日は区域内にある小学校と福祉施設の2カ所で、災害の危険性や避難経路の確認などを行いました。
(玉野市危機管理課 難波隆志技術員)
「この時期になると気象情報に十分注意をして、例えば警戒レベル3「高齢者等避難」が出たら早めの避難をお願いしたい」
法律が改正されて土砂災害警戒区域にある小学校や福祉施設では避難確保計画の作成が義務付けられました。市などは引き続き、そうした施設を中心に点検を行うということです。