田植えの季節を感じる音が岡山県北でも響いています。津山市では、田んぼに水を引くため「水揚げ水車」が回り始めました。

「バシャバシャ」

のどかな田園風景に水車の音が響きます。水車は直径約1.8メートル、幅約60センチ、スギやマツなどでつくられています。

水車がお目見えしたのは津山市西部の中島地区。この地域の一部の田んぼでは60年以上前から水車で水を引いて米作りを行っています。6月に入って水門が開かれ、2つの水車が忙しなく回り続ける中、田んぼでは、田植え機がエンジンの音を響かせながら車輪を回し続けていました。

(水車を管理する 畑安正さん)
「私たちが子供の時には、今は2基だけど、かなりあった。(水車は)風物だから長年の」

水車は、首を垂れた稲穂が揺れるようになる8月下旬まで回り続けるということです。

岡山放送
岡山放送

岡山・香川の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。