岩手県盛岡市三本柳の国道4号線沿いある「炭焼肉酒家 火輪 盛岡南店」は、盛岡市の青山地区にある「火輪」の2号店として2025年2月にオープンした。ジューシーな炭火焼肉が楽しめる焼肉店だ。
店主 玉井伸勝さん
「炭で焼くと表面は“カリッ”中は“ふわっと“やわらかくおいしく焼ける」
店主の玉井伸勝さんは、長年焼肉と向き合ってきたベテランだ。「高校卒業してこの焼肉業界に入り、約30年修行している。質の高い肉を提供する上で目利きも必要。ホルモンなどはを下処理をしっかりする技術も大切」と話す。
「火輪」は肉の旨味を引き出す炭火焼きスタイルで、ランチタイムのおすすめは「カルビランチ」。
カルビ80グラムとスープ・キムチなどが付いて1000円とリーズナブル。ライスは大盛りの240グラムとボリューム満点だ。
肉質はもちろんだが、そのおいしさを引き出すために大切なのが肉の下味だ。
店主 玉井伸勝さん
「(肉の鮮度が落ちないように)注文が入ってからその都度味付けをしている。カルビなどの正肉系はしょうゆベースのたれ、ニンニクをメインにしている。その他は企業秘密」
長年の経験から生まれた自慢のたれが、肉のおいしさをさらに引き出している。
ほどよく焼いた肉は、たれを付けずそのまま食べるのがおすすめだ。
異なる食感と味わいが楽しめる「豚カルビとホルモンのランチ」は、みそベースのたれで味付けをする。その香ばしい風味はご飯との相性もぴったりだ。
盛岡の焼肉店といえば冷麺も欠かせない。スープの味は店ごとで味わいが違う。それぞれに様々な個性がある。
火輪の冷麺は澄んだスープが特徴で、その味のポイントを玉井さんは「冷麺のスープは牛骨でだしを取り煮込みすぎない。煮込み過ぎて雑味が出ないように調整して仕上げる」と話す。
冷麺の味付けは塩ベースで色付け程度にしょうゆを使用。だしのうまみと塩味のバランスが良く癖になるおいしさだ。
店主自慢の手作りの味は他にもある。白菜キムチは、自家製のキムチのタレを使った浅漬けタイプでさっぱりとして辛さも程よく、子供から大人まで食べやすい味だ。
玉井さんは「約30年、焼肉に携わっているので、おいしい肉を提供できるようにもっと自分なりに修行して、皆さんに提供していきたい」と話していた。
「炭焼肉酒家 火輪 盛岡南店」は、店主の長年の経験で、おいしさを追求している。