熊本県は熊本と上海を結ぶ定期便が、7月11日に就航すると5月27日に正式に発表した。熊本では初めての中国本土との路線となる。
上海線が7月に就航へ 初の中国本土線
熊本県によると、上海にある中国東方航空が7月11日から熊本と上海の浦東国際空港を結ぶ定期便を運航するという。

機体は156人乗りで、運航は火曜と金曜の週2往復。8月中旬までは中国の夏休みの時期に合わせて、水曜も含めて週3往復する。

上海線の就航をめぐっては、2025年年3月に木村知事が中国東方航空の本社を訪問し、就航に向けたトップセールスを行っていた。

今回の発表に合わせて木村知事は「熊本-上海線は長年待ち望んだ路線で、初めて中国本土と熊本を結ぶ路線。熊本と中国のさらなる交流促進につながることを期待している」とコメントしている。

熊本空港の国際線の路線数は、上海線を含めるとソウル線や台北線など合わせて6路線となる。
(テレビ熊本)