梅雨や台風のシーズンに備えようと水防本部の設置運営訓練が5月15日、高松市で行われました。

訓練は高知県沖に台風が停滞し香川県内でも大雨、洪水などの警報が発表されたとの想定で行われ、高松市の職員約90人が参加しました。訓練では職員を役割ごとに9つの班に分け、情報伝達などの対応を確認しました。

また、消防局ではドローンを使って要救助者を発見し、実際に救助するまでの手順を確認していました。

(高松市危機管理課 増野稔課長)
「訓練は台風・風水害に終わらせずに想定される南海トラフ巨大地震に向けて職員が全員で対応できる、意識を高めていくことにつなげたい」

この訓練は梅雨や台風の時期を前に毎年行われていて、高松市は出水期に備え対応を強化したいとしています。

岡山放送
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