中国銀行などを傘下に置くちゅうぎんフィナンシャルグループの2024年度の決算が発表されました。5年連続の増益です。
(ちゅうぎんフィナンシャルグループ 加藤貞則社長)
「5年連続増益、今年度(2025年度)が終わると6年連続の増益、最高益を更新の見通し。非常にうれしい」
ちゅうぎんフィナンシャルグループによりますと、一般企業の売上高に当たる経常収益は2117億円余りで、前の年度と比べて14.6%増えました。また、経常利益は前の年度より22.8%増え約383億円、純利益は28.2%増え274億円でした。増益は5年連続で、金利の上昇などで利息収入が増えたことなどが要因としています。
また、2025年度の業績予想も公表し、さらなる金利の上昇などを見込んで最終的な利益を過去最高の330億円と予想しています。
一方、アメリカ・トランプ大統領の関税政策の見通しが不透明な中、リスク管理体制を強化し顧客の支援を続けたいとしました。