「春に三日の晴れなし」という言葉がある。宮崎の19日以降の週間予報を見ると、まさにその通りとなっている。なぜ、春は天気が変わりやすいのか?その原因は「偏西風」だという。古山圭子気象予報士が解説する。

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宮崎県の19日から25日の週間予報を見ると、21日月曜日にいったん天気は回復するが、22日火曜日~23日水曜日にはしっかりと雨が降りそう。そして週間予報にはまだ出ていないが、来週末、26日以降も再び雨が降りそう。

まさに春はコロコロと天気が変わるということだが、その原因というのが、偏西風。なぜこの偏西風がコロコロ天気を変えるのか…?

上空の高いところで西から東に偏西風が流れていて、春の時期はちょうど日本の上空を通っている。この偏西風がベルトコンベアの役割をしていて、それによって、「晴れ」「雨」をもたらす「高気圧」「低気圧」が交互に運ばれてきて、これによって天気が変わりやすくなる。

この先、日差しは長続きしないので、天気予報をしっかりと見ながら、日差しを有効に使う必要がある。

(テレビ宮崎)

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