そして、プロテインを飲む人が陥りがちなのがタンパク質の過剰摂取。タンパク質は筋肉をの“材料”となるが、摂りすぎると、腸内環境が悪化したりする恐れもあるそうだ。

食物繊維で腸内をきれいに

そこで「食物繊維」も併せて摂るようにしたい。「野菜・海藻類・きのこ類・豆類・発酵食品」などを積極的に食べると、腸内の環境を整えやすいと、岡田さんは言う。

和の朝食が理想的(画像はイメージ)
和の朝食が理想的(画像はイメージ)

ただ、朝昼晩の毎食に取り入れるのは難しいところもあるはず。そこで岡田さんが勧めるのが、まずは朝ご飯を和食にすること。食物繊維が豊富で、脂質も控えめな料理が多いという。美味しく、栄養バランスもとりやすいので、定番にするのもいいかもしれない。

納豆もお勧め食品のひとつ(画像はイメージ)
納豆もお勧め食品のひとつ(画像はイメージ)

「私の場合、主菜はゆでたりした鶏の胸肉か、焼き魚。主食には白米も良く食べますが、玄米、雑穀米、麦ごはん、そしてオートミールやそばなど、食物繊維の摂取も意識します。副菜として、発酵食品の納豆、サラダをよく食べていますね。野菜はいろいろ食べますし、海藻、きのこ、豆類もよく食べるようにしています」

間食をバーやナッツに置き換えよう

食事といえば、間食も気になるところ。ストレスを感じた時や生理前などは、チョコレートなどのおやつを食べたくなるもの。我慢できない人もいるはず。

そんな時には「プロテインバー」や「ナッツ類」を選ぼう。噛むことで満足感を得やすく、タンパク質を摂取できるメリットがあるそうだ。しかし、思わぬ“落とし穴”もある。

プロテインバーには脂質と炭水化物が多いものも(画像はイメージ)
プロテインバーには脂質と炭水化物が多いものも(画像はイメージ)

「美味しいものは脂質や炭水化物が多く入っています。ダイエット目的でプロテインバーを食べているのに、実は脂質と炭水化物の塊で効果がなかった、という可能性もあります」

間食を選ぶ時は、パッケージの「栄養成分表示」もチェックしておきたい。