アメリカのトランプ大統領は現地時間の3月3日、台湾の半導体製造大手・TSMCがアメリカ国内で1000億ドル、日本円で約15兆円の新たな投資を行うと発表した。一方で、TSMCは「日本での投資計画も継続して進めていく」とコメントしている。
アメリカで約15兆円の新たな投資発表
アメリカのトランプ大統領は現地時間の3月3日、台湾の半導体製造大手・TSMCのシーシー・ウェイ会長兼CEOと共に会見を開き、TSMCがアメリカで新たに1000億ドル、日本円で約15兆円の投資を行うと発表した。

アメリカのトランプ大統領は「アメリカ国内の工場で、アメリカの技術と労働力によって、必要なチップや半導体を製造できなければならない」と述べた。

TSMCは、TKUの取材に対して、「アメリカへの投資拡大は顧客の需要に応え、生産のスケールメリットを実現するためのもの」と説明。「日本での投資計画も継続して進めていく」とコメントしている。

TSMCは菊陽町にある第1工場で2024年12月に量産を開始し、3月には第1工場東側に第2工場を着工する計画だ。
(テレビ熊本)