20日から韓国・ソウルで開幕する四大陸選手権。

日本から男子は壷井達也、三浦佳生、友野一希が、女子は樋口新葉、千葉百音、松生理乃、ペアは三浦璃来・木原龍一組、長岡柚奈・森口澄士組、アイスダンスは吉田唄菜・森田真沙也組、田中梓沙・西山真瑚組が出場する。

前日の公式練習を終えたペアの三浦・木原組は、今大会から衣装を変更するとのこと。また早めに現地入りした2人は、ビビンバやチゲなど食事も楽しんだと話した。

また初めての出場となる長岡・森口組にも意気込みを聞いた。

作り上げたものをしっかり出す

――今年の四大陸に向けて全日本を終えてからどのような練習を積んできましたか。

木原:
基本的にはもうシーズン中とほとんど変わりない練習をしてきたんですけども、1日1日を今まで以上に大切にやってきました。

三浦:
そうですね。全日本が終わってから少し体を休めて、年末からカナダの方に移動して、シーズン中と同じような練習を積みました。

三浦璃来・木原龍一組
三浦璃来・木原龍一組
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――世界選手権につながる大会だと思いますが、変えた部分や強化している部分はありますか。

三浦:

全体的にいつも同じようなことができるように、と心がけて練習してました。

木原:
そうですね。特に大きく変更はしてないですけど、やっぱり前半戦で出しきれない、自分たちの力を出しきれなかったところが少しあったので、その弱さをしっかり認めて修正してきました。

――SNSで衣装を変更すると言っていましたがその経緯は?

木原:

三浦選手がGPファイナルのフリー当日の朝の公式練習で転倒した際に、亜脱臼しまして。テーピングが必要な場面がコンディションによって出てくる可能性があります。

今までの衣装だと、ロングスリーブの衣装で前半戦はそれでいましたが、ロングスリーブに加えてテーピングをしてしまうと動きに制限がかかってしまって動きづらいことは、全日本、GPファイナルにテーピングを付けた状態で出場して感じました。

今後もし6分間や、アクシデントは起きてほしくないですけど、そういう時に長袖だと瞬時に対応できないので、すぐに対応できるノースリーブの方に切り替えました。

僕たち自身、その衣装がお気に入りだったので、そのデザインを使っていました。普通は試合前にあまり更新しておりませんが、そういったことがあったのでしっかり報告しました。

――三浦選手、今の調子はどうですか。

三浦:

今は可動域も戻りましたし、リハビリも続けてるので、今のところは大丈夫です。

――四大陸への意気込みをお願いします。

三浦:

全日本が終わって約1カ月半、悔いのない練習を積んできたので、全てをぶつけられるように頑張りたい。

木原:
前半終わってからしっかり気持ちを切り替えて、トロントでまた作り上げてきたので、その作り上げてきたものをしっかり出し切りたい。