そして、事前に設定するパスワードも重要だ。「長くして、使い回しをしない」のはもちろんのこと「二段階認証・二要素認証」を有効にすることで、守りを強固にできるそうだ。

二段階認証=パスワードに加えてアプリなど、2段階で認証をすること
二要素認証=知識(パスワードなど)、所有物(トークンなど)、生体(指紋など)のうち、2つの要素を用いて、認証をすること
二段階認証・二要素認証を設定しておけば、誰かにパスワードが突破されたとしても、本人確認を求める通知が来るので、情報流出の前に気づくこともできるそうだ。
登録中のサービスは本当に必要?
このほか、普段から「情報が流出する可能性のある行動を避ける」ことを意識するだけでも違うという。

個人情報は“預け先”の各種サービスから流出する可能性もあるので「今は不要かもしれない」と感じたら登録を控える、あまり利用していなければ退会しよう。
基本的に、外部からきた案内(メールなど)は信用せず、どうしても気になる場合は公式サイトなどから問い合わせてほしいともいう。
SNSに投稿する写真や文章には、個人が特定されそうな情報を入れないようにもしたい。いずれにしても流出する前の対策が重要なので、いま一度、自分の備えを見直してみてほしい。