北海道観光企画の3回目のテーマは『魅惑のグルメ』。北海道ならではの体験しながら味わえる味覚『ワカサギ釣り』に『スタジアムグルメ』、獲れたて新鮮な『海鮮丼』など様々取材した。

アクティビティーとグルメが同時に

札幌市の中心部から車を走らせること30分。アクティビティーとグルメが同時に楽しめる場所がこの石狩市にあると聞いてやってきた。案内いただいたのは、ラフト&クルーの『モコちゃん』こと、茂古沼裕さんだ。

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冬になると20センチから30センチほどの厚さで氷が張るという茨戸川。札幌近郊でワカサギ釣りができるスポットとして人気だ。

茂古沼さんは「(地元では)週末になると、それぞれ家族で自分たちのテント持ってきて、穴開けて釣りしてますね」と話し、モコちゃんに教えてもらいながら早速ワカサギ釣りにチャレンジした。

茂古沼さんは「こういう(竿での)釣り方が主流なんですけど、針がついててエサもつけてます」と話し、「魚がくわえたらピクピクってしますんで、そうしたらすぐに竿を立てて」としゃべっている間のものの2~3分で釣り上げたモコちゃん。

テレビ熊本の西村勇気アナウンサーが竿を借りて茨戸川の自然に挑んでみるが、「ダメだな。これは俺の反射神経の問題なのかな?」と、その後もあたりはあるものの、30分以上粘っても全然釣れず。

たまらずモコちゃんにアドバイスを求めると、「不思議なことに、テントの中、この穴だけ釣れるっていうのがあるんですね。あっ、きました」と、名人・モコちゃんの竿にはおもしろいように大物がかかる。

西村アナウンサーが「なんかコツはあるんですか?」と聞くと、茂古沼さんは「僕いつも言うのは『日頃の行い』」と話した。

釣りたてのワカサギを天ぷらで味わう

このままでは熊本に帰れない。祈るような気持ちで苦闘1時間、いよいよその瞬間が訪れ、釣りたてのワカサギに衣をつけて、現地ですぐさま天ぷらに。

揚げたてに軽く塩を振るだけだが、香ばしい香りと甘い匂いが漂い、身がほろっと甘く、ちょっとほろ苦くもあるが、すごい味が締まっていた。

茂古沼さんは「2月になってね、雪まつりシーズンになるとすごい(お客さん)多くなってきます。お客さんが『北海道来て楽しかった』って言って帰ってもらえるのが(僕らも)一番楽しいですね。」と話した。

ファイターガールおススメのグルメ

ところ変わって北広島市にある北海道日本ハムファイターズの本拠地・エスコンフィールド。

スタジアムツアーで案内してくれたファイターズガールの上山真奈さんが「私はセンター(後方)の『そらとしば』がお気に入りでして。屋上にも席があるので、そこからグラウンドがとってもきれいに見えるので」と話す。

『そらとしば』は球場内にあるレストラン。なんと、球場内でビールを醸造・提供している。できたてのクラフトビールはホップの香りがすごくきいていて、青い香りと苦みがマッチしてすごくさわやか。

野球を観戦するのにぴったりのビールと、野球観戦に欠かせないもう一つのアイテムといえばエスコンフィールド名物のホットドッグだ。

北海道日本ハムといえば『シャウエッセン』、ソーセージから肉汁がじゅわっと広がり、少し固めのパンとソーセージが合う。『食』も含めた総合エンタメ、エスコンフィールドの魅力をまた一つ発見した。

北海道と言えば海の幸が詰まった海鮮丼

新千歳空港から車で30分ほど南へ下れば、北海道でも有数の漁港・苫小牧がある。今回は海鮮丼が自慢の『魚金食堂』にお邪魔した。新鮮な海の幸が並んでいるが、中でも苫小牧市のホッキ貝は24年連続で水揚げ量日本一を誇る。

ホッキ貝もたっぷり入った店の名物『うおきん海鮮丼』には魚貝が9種類ものっていた。名産のホッキ貝からいただくと、シャキシャキ、コリコリの甘味。エビもプリップリだ。

そのほか、北寄貝はじめホタテやツブ貝もどっさりの『貝づくし丼』や好きなネタを3種類、もしくは4種類選んで自分だけの丼を作れる『わがまま海鮮丼』などメニューも豊富だ。

北の大地に別れを告げる前に心もお腹も満たされた時間だった。

北海道の詳しい情報は公式観光サイト『HOKKAIDO LOVE!』から見ることができる。

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北海道の海の幸が詰まった『海鮮丼』に体験しながら味わえる『ワカサギ釣り』 ファイターガールもおススメの『スタジアムグルメ』も 北海道のグルメを取材

(テレビ熊本)

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