自治体が婚活支援に乗り出す。結婚につながる出会いの機会を提供しようと、熊本市など県内13の市町村が共同で公的な相談窓口を設置した。

13市町村が共同で『出会い』をサポート

熊本市中央区に開設された『くまもと出会いサポートセンター Kumarry』は結婚を希望する独身の人に、安心して利用できる出会いの機会を提供しようと、熊本市と近隣の12の市町村が共同で立ち上げた。

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大西一史熊本市長は「良い縁ができるように、13の市町村が一緒になって出会いの場をつくっていく」と話す。

『クマリー』は行政のサポートによる安心感が特徴で、本人確認書類などを提出後、必ず面談を行い会員登録することになる。

3月中にクマリー登録者500人を目指す

入会の条件は18歳以上の独身で、熊本市や近隣の市町村に在住、または移住を考えている人だ。また、3月末までに登録すると1年間は入会登録料が無料となる。

2020年の国勢調査によりますと、熊本市の生涯未婚率は男性20.7%、女性17.4%と増加の一途をたどっていて、未婚化、晩婚化は少子化の大きな要因となっている。

熊本市は「3月中に500人の登録を目指し、今年度中にマッチングを開始したい」としている。

(テレビ熊本)

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