投稿は写真だけではなく、文章の内容にも気を付けたい。例えば「勉強が伸び悩んでいる」「親子ゲンカでこう言った」など、子供が気にしているようなこと、主張とは違うようなことを投稿するのは避けてほしい。
親は「子供の成長を知ってほしい」気持ちもあるかもしれないが、ネットに情報を公開している意識を持ち、節度を守ることが大切だ。
親世代こそ情報リテラシーが大切
鈴木さんは、今の子供は幼少期からSNS・インターネットが当たり前で、情報リテラシー教育も受けている。親世代はそうではなく、情報リテラシー教育を受ける機会も少なかったのではと話す。こうした時代の流れが、親子間での認識の差を生んでいるという。

「親世代はSNSが平和だったころの意識が強くあり、シェアレンティングの危険性について詳しく分からないという人もいます。子供との日々のコミュニケーションを大切にし、安全なSNSの使い方について理解を深めてほしいと思います」