スキージャンプ女子W杯蔵王大会の開幕を控え、1月22日、参加選手の記者会見が開かれた。高梨沙羅選手と伊藤有希選手が意気込みを語った。
「地元に帰ってきたという気持ち」
24日から3日間、山形市・アリオンテック蔵王シャンツェで行われる「スキージャンプ女子W杯蔵王大会」。22日、開幕を前に、山形市内のホテルで会見が開かれた。

今シーズンのW杯は、2026年にイタリアで開催されるミラノ・コルティナ五輪に向けた重要なシーズンで、蔵王大会には日本を含む13カ国から57人の選手が出場する。
会見では、先週の札幌大会で日本勢最上位の8位となった高梨沙羅選手と、蔵王大会での優勝経験もある伊藤有希選手が意気込みを語った。

高梨沙羅選手:
山形に親戚が住んでいるので、地元に帰ってきたという気持ちで山形の地で過ごしている。今年もたくさんの応援してくれるみなさんの力をパワーに変えて、いいパフォーマンスができるよう頑張っていきたい。

伊藤有希選手:
多くの観客を集めてくれる山形の運営の方々にはすごく感謝している。それが1番の選手のモチベーションにつながると思うので、そのパワーを源に少しでも遠くに飛べれば。
蔵王大会では個人戦だけでなく団体戦も開催され、日本のチームとしてのメダル獲得も期待される。

大会は、24日と26日が個人戦、25日に団体戦が行われる。
(さくらんぼテレビ)