山形・舟形町の小学生が、大豆を植えるところから始めた総合学習の集大成として味噌づくりに挑戦した。
“育てた大豆が味噌になるまで”を学ぶ
舟形小学校の3年生は、野菜がどのように姿を変えて食べ物になっていくのかを学ぼうと、学校の畑に大豆の苗を植え、9月に約10kgを収穫した。
この記事の画像(10枚)その集大成となる味噌づくりは、ほとんどの児童にとって初めての体験。粒がなくなるまでつぶした大豆に塩と米麹を加え、よくこねてソフトボールほどの大きさにする。
児童たちは「おいしくな~れ!」と願いを込めて味噌作りに励んでいた。
そして、空気を抜くために樽の中に勢いよく叩きつける。平らにならして8カ月ほど涼しい場所に置き、発酵・熟成させれば無添加の「舟小味噌」の完成。
児童たちは、「頑張って大事に育てたので、おいしい味噌になると思う」「みんなで頑張って作ったから、とてもおいしい味噌になると思います」と話してくれた。
実際に指導したJAおいしいもがみフレッシュミズの八鍬和泉代表は「売られている商品がどのようにして出来たのかわからないまま食べている。自分で作った味噌はこんなにもおいしいということを感じてほしい」と話す。
出来上がった味噌はそれぞれ家に持ち帰り、みそ汁や焼きおにぎりにして味わうという。
(さくらんぼテレビ)
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